エアロスミスのスティーヴン・タイラー、転落事故から薬物中毒になった経緯を語る

エアロスミスのスティーヴン・タイラー、転落事故から薬物中毒になった経緯を語る

エアロスミスのスティーヴン・タイラーは、医者は薬物の売人のような存在で、薬物中毒者にとっては依存症をやめにくくする存在だと語ったことを『クラシック・ロック・マガジン』が報じている。

スティーヴンは2009年にステージからの転落事故に遭い、その後、治療の過程から薬物への依存症を再発させ、バンドから追放されそうになるという危機にまで及んだと言われているが、その後、薬物を断つことにも成功している。この時の経緯をスティーヴンは次のように説明している。

「手術をいくつも受けて、術後の指示をきちんと守らなかったっていうことなんだ。薬はベッドの脇に置いてあって、俺はいつも処方より多く飲んでたんだよ。思い出してほしいんだけど、俺はもう何年もの間ジャンキーをやってきたから、薬物中毒にはすごくかかりやすいんだよ」

「その代償は俺の持てるものすべてだったよね。子供からも、妻からも、バンドからも見放されるとなると、これはマジでヤバいからね。でも、なんでそうなるのか自分じゃ全然わからないんだよ。中毒になってるジャンキーだから。(やめない限り)そういうことは見えてこないんだよ」

実際、また中毒を再発させたのはほとんど不可避的だったとスティーヴンは次のように説明している。

「今時の新手の売人って知ってる? 医者なんだってば。医者に看てもらって俺も一応断るわけだよね、『今12ステップ・プログラム(依存症治療のプログラムのひとつ)を受けてるところなんだけど』ってさ。すると『それは結構なことですねえ』と医者は言うんだよ」

「ところが帰ろうとすると、こう声をかけてくるんだよ、『よく眠れるものなんか用意しましょうか?』ってね。それでね、自分は気分が変わるようなものは飲んじゃいけないんだと、それに乗っかっちゃうのが俺は大好きだからだって言おうとしたんだよ」

「けどさ、もう思い出しただけで気持ちよくなってきちゃうんだよね。それほど珍しいことじゃないと思うよ。人間なんだからね」
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