ジェームス・マーフィー、アーケイド・ファイアの新作についてものすごい大作だと語る

ジェームス・マーフィー、アーケイド・ファイアの新作についてものすごい大作だと語る

10月29日にリリースされることが明らかになったアーケイド・ファイアの新作に、プロデューサーとして参加している元LCDサウンドシステムのジェームス・マーフィーが、バンドの新作について語っている。

作品は仕上がっているのかという問いにジェームスは『NME』に次のように答えている。
「まあ、仕上がったかというと……つまり、このバンドにとって仕上がったと呼べるのは店頭に並んでからのことだということなんだ。でも、僕の仕事は終わってるよ。だから、仕上がったかどうかは僕の決めることじゃないんだ。あのバンドには自分のバンドでも充分で成功していけるか、ソロとしてすでに成功している人間が思いっきり揃っているわけなんだよね。全員ずばぬけて才能に恵まれてるし、アイディアにも溢れてるから、曲がどんどん湧いては出てくるんだよ。最後に僕が作品が仕上がったと思った時にはその3日後にミックスのためにスタジオに戻ってきてみると、もうバンドは新作用の新曲を2曲書き上げてたんだから! まあ、だから、『だったらこれもレコーディングしよっか!』って話になるわけで。でも、すごい作品になってるよ。マジでね」

アルバムのサウンドについては次のように語っている。
「アーケイド・ファイアにしか出せないアーケイド・ファイアの音っていう意味で、いかにもアーケイド・ファイアっていう音になってるんだよ。ものすごい大作なんだ。本当に。でも、僕としては作品について語って、しっかり正しく世に伝えるにはまだ自分が作品に近すぎるんじゃないかって思うんだよ」

なお、4月にウィン・バトラーとレジーヌ・シャサーヌの間には二人の第1子が生まれているが、子供をスタジオに連れてくることはなかったという。
「レジーヌが出産した頃にはもうスタジオに入ってたから、僕はまだ赤ちゃんには会ってないんだ。でも、レジーヌは本当にすごくてね、出産前のぎりぎりの限界っていうところまで作業を続けてくれたんだよ。全員がこのレコードを作るのに本当にコミットしているんだ」

バンドは2004年に『フューネラル』をリリースし、その後07年に『Neon Bible』、そして10年に『ザ・サバーブス』を発表している。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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