ジェニファー・ロペス、独裁国家の大統領のバースディ・パーティで歌う
2013.07.01 20:00
ジェニファー・ロペスが6月30日にトルクメニスタンの大統領の誕生日を祝う式典に登場し、パフォーマンスを披露した。
中央アジアに位置するトルクメニスタンは、人権団体によって「世界で最も抑圧された独裁国家のひとつ」と非難されている国。
ロペスが登場したのはトルクメニスタンの大統領、グルバングル・ベルディムハメドフの56歳の誕生日を祝う式典だった。
『The Gardian』誌によると「トルクメニスタン!」と叫んでステージに登場したロペスは、自身のヒット曲を披露した後、伝統的なトルクメニスタンの民族衣装に着替えるとベルディムハメドフ大統領に向けて“Happy Birthday, Mr.President”を歌ったという。
ロペスは西側諸国のメジャー・シンガーとしては、初めてトルクメニスタンで歌ったアーティストとなった。
ロペスのパブリシストは「ロペスがもしもトルクメニスタンの人権問題について事前に知っていたなら、彼女がパフォーマンスを行うことはなかった」とコメントを発表している。
ジェニファー・ロペスは、5月にピットブルをフィーチャーした“リヴ・イット・アップ”をリリースしている。