ダフト・パンクは3月2日放送の人気バラエティ番組『サタデイ・ナイト・ライヴ』の放送分のCM時間帯に自分たちのコマーシャルを放映したとか。
CMは番組の放送時間中にオンエアされたが、わずか16秒のもので、輪郭が輝くダフト・パンクのロゴが映されると、オフィシャル・サイトにアップされていた合体ヘルメットが登場するという内容になっている。
なお、バンドはオフィシャル・サイトにトーマ・バンガルテルとギ=マニュエル・ド・オメン=クリストがそれぞれに被っているヘルメットが合体したこの画像をアップロードしていて、レーベルもコロムビアになったことをこのページで正式に発表している。また、CMに使われている新作からのものと思しき音源は、新作用にコラボレーションしたと伝えられているナイル・ロジャーズのシック・サウンドに限りなく近いものになっている。
ダフト・パンクは今年に入ってからレーベルが新しくコロムビアになったことと、新作のリリースが5月頃に見込まれていることなどが明らかになっているが、ファーストから最新作となる05年の『HUMAN AFTER ALL~原点回帰』まではヴァージンからのリリースとなっていた。なお、バンドは2010年にサントラとなった『トロン:レガシー・サウンドトラック』もウォルト・ディズニーからリリースしている。
これまで様々なアーティストがダフト・パンクの新作に関わっていることを明らかにしていて、シックのナイル・ロジャーズ、ソングライターのポール・ウィリアムズ、アニマル・コレクティヴのパンダ・ベア、ファイストのコラボレーターとして有名なチリ・ゴンザレス、伝説のディスコ・プロデューサー、ジョルジオ・モローダーらが新作に関わっているとこれまで伝えられてきている。
また、一時はコーチェラやグラストンベリー・フェスティヴァルへの出演が噂されていたが、コーチェラのラインナップには含まれていず、さらにグラストンベリーのオーガナイザーのエミリー・イーヴィスも出演の噂を否定している。さらにベスティヴァルのオーガナイザーのロブ・ダバンクは、出演を打診したところ、バンド側から今年はツアーはしないと断られたことも明らかにしている。
ダフト・パンクのテレビCMはこちらから→
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