レイジのトム・モレロ、ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドの豪州ツアーに参加

レイジのトム・モレロ、ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドの豪州ツアーに参加

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロは、3月に行われるブルース・スプリングスティーンのオーストラリア・ツアーに急遽同行することが明らかになっている。

トムはEストリート・バンドのスティーヴ・ヴァン・ザントの代役として今回応援を要請されているが、これはスティーヴがノルウェーとアメリカの合作テレビ・ドラマ『Lillyhammer』の撮影にちょうど入ってしまっているからだとか。ちなみに『Lillyhammer』はニューヨークのギャングの若頭がノルウェーのリレハンメルで第2の人生を歩み出すという内容のドラマで、ノルウェーでは国民の20パーセントが観たという大ヒット作になっている。アメリカではオンデマンド映像ストリーミング・サーヴィスのネットフリックスで独占公開された。なお、主役の元ギャングを演じるのがもちろん、スティーヴだ。

やはりマフィアを描いたドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』でも組織の領袖の右腕役をこなしたスティーヴだが、しばらく撮影に専念した後、4月29日にノルウェーのオスロ郊外のバールムで行われるブルースのヨーロッパ公演の初日からEストリート・バンドに復帰するとローリング・ストーン誌が伝えている。

一方、トムにとってもブルースとの共演は初めてではなく、昨年12月にカリフォルニア州アナハイムで行われたブルースのライヴに客演し、"デス・トゥ・マイ・ホームタウン"、"ディス・ディプレッション"、"ゴースト・オブ・トム・ジョード"、"バッドランド"、"凍てついた十番街"の演奏に加わった。

また、ブルースは6月にはウェンブリー・スタジアム公演を含んだイギリス・ツアーを予定しており、アイルランドやウェールズ公演は7月に行われる予定だ。

昨シーズンの『Lillyhammer』の予告編はこちらから→

公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする