キリング・ジョークのヴォーカル、ジャズ・コールマンが行方不明に
2012.08.01 20:00
キリング・ジョークはヴォーカルのジャズ・コールマンが行方不明になっているとして、ジャズについての情報を寄せるように呼びかけている。
ポスト・パンク期から活躍してきているキリング・ジョークは今年の3月にも新作『MMXII(2012)』をリリースしているが、ここにきてバンドのフェイスブックにジャズが音信不通になっていてジャズの安否を憂慮していると明らかにしている。
今回の騒動の発端はバンドのフェイスブックにジャズ・コールマンだとされる人物からの書き込みがあり、9月に予定されているザ・カルトとザ・ミッションとのジョイント・ツアーからバンドが引き上げることがほのめかされたこと。これに対してバンドは次のように発表した。
「俺たちのフェイスブックに俺たちのヴォーカルだとされる人物からの書き込みがあり、それはザ・カルトとザ・ミッションを中傷し、ツアーからも引き上げるという内容のものになっていた。しかし、ジャズは現在音信不通になっていて、その後、バンドの誰とも連絡が取れない状態になっている。俺たちとしてはどうしたものかという状況で、今回の件で迷惑が及んだ当事者全員にお詫び申し上げます。俺たちとしては行方不明になっているジャズの安否が気がかりです」
さらにメッセージはこう続いている。「キリング・ジョークは9月にザ・カルトとザ・ミッションとのツアーをバンドとして決定した。バンド全員がこのツアーをやると賛成したんだ。その後、規模が小さくなったという事情があるにせよ、もちろん、俺たちは全員このツアーを楽しみにしている。このツアー、ほかの出演者のバンド、俺たちのファン、チケットを買って日程を調整してくれた観客全員への義務をしっかりまっとうしたいと思っている」。
「もし、これが不可能になった場合、キリング・ジョークとしてはなんかしらの形で埋め合わせるように調整するつもりだが、現時点ではツアーの実現のために全力を尽くしていて、ジャズの行方を探している」
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