ビースティ・ボーイズのプロデューサーのマリオ・C、ビースティーズのストック音源はまだ相当あると語る

ビースティ・ボーイズのプロデューサーのマリオ・C、ビースティーズのストック音源はまだ相当あると語る

先月MCAことアダム・ヤウクががんで亡くなったビースティ・ボーイズのプロデューサーとして1990年代に活躍したことで知られるマリオ・Cことマリオ・カルダート・ジュニアはビースティーズにはお蔵入りになった音源が相当にあって、将来的にこうした音源がリリースされることも充分考えられると語っている。

ビースティーズの1989年の傑作『ポールズ・ブティック』のエンジニアを務め、その後、92年の『チェック・ユア・ヘッド』、94年の『イル・コミュニケーション』、98年の『ハロー・ナスティ』でプロデューサーを務めたマリオは将来的にリリースされるかもしれない音源が自分の手元にも相当あると『NME』に語っている。

「『ポールズ・ブティック』を除けば、どのアルバムからも一握りくらいの余った音源が残ってるんだよね。最近になって全部ちょっと見直してみて、特に『ハロー・ナスティ』で使われなかった音源では2、3トラック、確実にまだ使えるトラックがあるんだよね」

ただ、近い将来にはなにもリリースされることにはならないだろうとマリオは語っている。「時間をかけて整理することだと思うよ。すぐになんか出そうとは誰も考えてないから。まだ、ついこの間の話だからさ」

また、マイクDはMCAが亡くなる前に3人でセッションを行っていたことを明らかにしているが、そのセッションについてマリオは次のように語っている。「ふたりはヤウクがレコーディングをしたがってるんだって俺にも言ってたよ。だから、一緒につるんでいつも通りにやったっていうんだよ。トラックをテープに重ねて、楽しんだっていうね」

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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