4月4日に新作『ソニック・キックス』をリリースするポール・ウェラーは新作が先端を行っていて、ほかに似たようなサウンドはないと語っている。ビルボード誌の取材に応えてポールは新作には「冒険心」があって、それは自身がキャリアの「黄昏期」を迎えてかちえたものだと説明している。
「今度の新しいレコードは本当に先端を行っていて、ものすごくモダンで、こんなサウンドの作品はほかに類を見ないと思うんだよ、年齢的にもアーティストとしてのステイタスを考えてもね」
イギリスでは先週リリースされた『ソニック・キックス』は先週イギリス・チャート1位に輝いていた軍属の妻やパートナーらによるコーラス隊ミリタリー・ワイヴスの『In My Dreams』を押さえて1位に輝くものとみられている。
また、ポール自身、最近の音楽事情については退屈だと次のように語っている。「大半の音楽がぼくにはすごくおとなしいように聴こえるよ。このアルバムはそういう傾向へのぼくなりの反動なんだ。ぼくとしてはきっと、自分の頭のなかでなにかをかき回したがって、そうやってみんなをまた音楽にたきつけようとしてるんじゃないかって思うんだ。みんなの頭のなかを吹っ飛ばしたいんだよ」。
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