ドキュメンタリー映画『The Talihina Sky: The Story of Kings of Leon』を先頃DVD/ブルーレイとしてリリースしたキングス・オブ・レオンだが、バンドは先週アメリカ・ツアー中止後の休養から復帰し、ツアーを再開させたものの、オーストラリアのカンタス航空がストライキの影響で全面運行休止になったことから移動に影響を受けたことをぼやいている。
カンタス航空では労働組合と会社側との間での賃金やリストラをめぐる交渉が難航していて、これまで組合側が断続的なストを行ってきたが、29日から今度は会社側が「組合側が法外な要求を撤回するまで」と全面運休を断行。オーストラリア・ツアーを控えているバンドはこのあおりをもろに食らい、便を乗り継いでオーストラリアに向かったようで、ドラムのネイサン・フォロウィルはその恨み言を次のようにツイートしている。
「カンタス航空さん、あんたらサイテーだよ、オーストラリアまでの移動をめちゃめちゃにしてくれてごくろうさん。おかげでヨハネスブルグからドバイにまで戻ってそこからシドニーへと24時間乗りっ放しだよ。そこまでオーストラリアが大好きってことだよ」
さらにネイサンはこう続けている。「唯一の救いは機内での盛大なハロウィーン・パーティに加わってるってところかな。俺は『席番5aの酔っ払い』の通り名で知れてるぜ」。
バンドは南アフリカのヨハネスブルグで29日にライヴを行なったが、11月4日のシドニー公演からオーストラリア・ツアーを開始する。ほかにもブリスベン、ゴールドコースト、アデレード、メルボルン、パースなどでの公演を予定している。
もともとオーストラリア・ツアーは今年の3月に予定されていたが、ネイサンが二頭筋断裂という怪我に見舞われたため、南アフリカ公演とともに延期になっていた。
『The Talihina Sky: The Story of Kings of Leon』の予告編を観るにはこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/kings-of-leon---talihina-sky-exclusive-clip/1015239944001
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