7月27日にヴォーカルのカリブ・フォロウィルがパフォーマンスの途中で姿を消したままライヴが中止になり、そのままアメリカ・ツアーそのものの中止に追い込まれたキングス・オブ・レオンだが、4月に公開されたバンドのドキュメンタリー『Talihina Sky: The Story of Kings of Leon』のDVD/ブルーレイ盤には特典映像として未発表曲の映像が収録されているとスピン誌が伝えている。
ドキュメンタリーは4月にニューヨークで開催されたトライベカ映画祭でプレミア上映された後、6月にイギリスとアメリカで公開されたが、レーベルのRCAが11月1日にリリースすると発表している。
バンドのファンサイトであるクローサー・トゥ・KOLではこの映像をアップしているが、基本的にサウンドチェック映像にメンバーや関係者のコメントがかぶさった内容になっていて、2分過ぎに未完成のヴォーカルが入ってくる。
バンドは10月26日に南アフリカ公演でツアーに復帰し、11月にはオーストラリアを訪れるが、バンドの状態は完全に復調しているようで、ドラムのネイサン・フォロウィルはオーストラリアのnews.com.auに次のように語っている。
「休養が全員にとっていい結果に出たと思うよ。実際、自分たちが飯の種としてやっていることが恋しくなるような機会になったからね。なんかいつもすぐにこんなことはできるんだっていうことを当たり前のことのように錯覚しがちなところがあるからね」
さらにカレブがアルコール中毒に冒されているのではないかという噂もネイサンは否定していて、基本的にバンドが過労のピークを迎えていたと語っている。また、ネイサンによればオーストラリア公演の後、バンドは半年間のオフに入り、その後またソングライティングにかかるのではないかとのことだ。
キングス・オブ・レオンの未発表曲のサウンドチェックでの演奏映像はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=zQEUYoGe3ts&feature=player_embedded
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