07年のデビュー・アルバム『ザ・トリック・トゥ・ライフ』が、イギリスのアルバムチャート1位を獲得し、ここ日本では映画『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE Ⅱ ~私を愛した黒烏龍茶~』の主題歌に抜擢されたことでも記憶に新しい、イギリス出身の3ピース・バンド、ザ・フージアーズ。彼らが、明日10月6日に2ndアルバム『ザ・イリュージョン・オブ・セイフティー』(国内盤)をリリースする。
日本に先がけて、本国イギリスで8月16日にリリースされた『ザ・イリュージョン・オブ・セイフティー』は、イギリスのアルバムチャートで初登場TOP 10入りを果たし、好調なセールスを記録している。先月にはアルバムからの1stシングル“チョイセズ”を課題曲にしたダンス・コンテスト「ザ・フー!チアーズ★」も開催され、アルバムリリースと同日の明日10月6日に、優秀賞が発表される。
そして、今回のリリースを記念して、上記の映画『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE Ⅱ ~私を愛した黒烏龍茶~』でも縁のあるFLASHクリエイター、蛙男商会のFROGMANよりアルバムについてのコメントが到着した。詳細は下記。
FROGMAN
劇場版『秘密結社鷹の爪 THE MOVIEⅡ』の主題歌に「Goodbye Mr.A」を使わせてもらってから2年…。
一体なにをしていたのか、ようやく彼らが帰ってきた。最初、彼らの1stアルバムに接した時、
僕の好きなケークというバンドの『ファッション・ナゲット』というアルバムを思い出した。
全然、曲調は似てないけど、何故か表現に対するスタンスと言うか悪ふざけっぷりが似通っていて、その癖肝心なところはふざけてない。
実は、自分もそうありたいと思っていたからこそ、自分の映画の主題歌にお願いした訳だ。
それが今回、一皮もふた皮も剥けて、さらに自分たちの表現の幅を広げて帰ってきた。
断然洗練されながらも、寓話的な世界観は失われていない。この矛盾に満ちて殺伐とした世界のどこかに、おとぎの世界が存在していて、そこでは誰もが童心に帰れるような…。
それが幻想であったとしても、アーウィンのファルセットはそれを信じさせるのに余りある、不思議な響きがある。イギリスのバンドは、時々こういうアルバムを出すから油断ならない。…でも問題なのが、このタイミングでニュー・アルバム出されても、いま映画を作ってないからなぁ!