9月22日に約5年ぶりのニュー・アルバム『ギター・ヘヴン~グレイテスト・ロック・クラシックス~』をリリースしたカルロス・サンタナ。同アルバムが発売初週から世界中で大ブレイクし、現在11ヶ国で初登場TOP5、13ヶ国でTOP10入りを記録している。
ここ日本でもオリコン洋楽アルバム週間ランキングで初登場5位(洋楽アーティストのオリジナル・アルバムでは4位)、そして地元アメリカでも同じく初登場5位と波に乗っているサンタナだが、これにより1つの大きな功績を達成したことが判明。ビルボード誌のアルバム・チャートで1960年代から2010年代の各年代全てにおいてアルバムTOP10入りの作品を持つアーティストは、これまでにローリング・ストーンズのみだったが、今回の記録でサンタナが史上2番目のアーティストとなり、アメリカの音楽史に残る快挙を成し遂げた。
サンタナにとっては、これが通算12枚目の全米初登場TOP10入りしたアルバムとなる。アルバムは、サンタナ初のカバー・アルバムで、レッド・ツェッペリンの“胸いっぱいの愛を”、クリームの“サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ”、ザ・ビートルズの“ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィ―プス”、ジミ・ヘンドリックスの“リトル・ウィング”などを収録。
ボーカルには、チェスター・ベニントン(リンキン・パーク)、ロブ・トーマス(マッチボックス・トゥエンティ)、クリス・コーネル(サウンドガーデン)、ジョー・コッカー、インディア・アリーらが名を連ね、日本盤にはサンタナ史上初となる日本人アーティストをボーカルに迎えた「ラ・グランジ feat. 浅井健一」が収録されていることも大きな話題となっている。