M.I.A.、レディー・ガガの人生の旅の長さはわずか6キロと語る

M.I.A.、レディー・ガガの人生の旅の長さはわずか6キロと語る - M.I.A.2010年作 『M A Y A』M.I.A.2010年作 『M A Y A』

M.I.A.はアメリカの有名なテレビ司会者オプラ・ウィンフリーがレディー・ガガを称えたことでまたレディー・ガガをこきおろす発言をしている。

ニューヨークでメトロポリタン美術館衣裳研究部門が主催して開催されるメトロポリタン・ボール(メット・ボールやメトロポリタン・ガラなどとも呼ばれる)では内外のセレブが着飾って出席することで知られているが、今年のパーティではレディー・ガガのパフォーマンスも行われることに。けれども、パーティの司会を務めたオプラに冷ややかにあしらわれ、M.I.A.は自身の反感を次のように露わにした。

「オプラはパーティで、アメリカ人が最善の形で自分自身であるためにどれだけレディー・ガガが貢献しているかっていう、ものすごい大袈裟なスピーチをぶちあげたのね」とM.I.A.はタイム・アウト誌に説明している。「でも、そんなことやってるアメリカ人なら、レディー・ガガのほかにも100万人くらいいるはずだとわたしは思うし。だから、結局、数字っていうことなの? どれだけ売ったかっていうこと? 本当にみんなが言うように、どういう旅を潜ってきたかっていうことなの? だって、レディー・ガガの旅なんてたいしたことのないもんだし。アッパー・イースト・サイドで育って、マンハッタンのパフォーミング・アートの学校に行って、で、この日なんとか美術館のパーティでパフォーマンスやったわけでしょ? その間の旅って6キロくらいしかないし」。

ちなみに、この日レディー・ガガは写真撮影を一切拒否し、パフォーマンス直前まで楽屋に引きこもってしまい、オプラの必死の説得でようやくパフォーマンスが実現するという一幕もあった。オプラ自身についてM.I.A.はこう語っている。

「なんかわたしを冷淡にあしらおうとしている感じではあったけど。オプラは(デヴィッド・ボウイ夫人の)イマーンと一緒にいて。でも、イマーンはわたしと踊ったり、ハグしたり、キスしたりするんだけど、オプラはすっかりわたしの存在がむかつくという感じだった」。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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