2月に行われた来日公演で、あらためてそのサウンドスケープの豊穣さを見せ付けたミュー。「rockin’on 5月号」では日本にやってきた彼らを直撃、あらためてミューというバンドの独特の世界観、表現の本質に切り込んでいる。
「僕らはある意味、人生を表現するために音楽をやってるんだけど、人生には、暗闇の部分と明るい部分があって、もしどっちか一方だけだったらすごく平坦になってしまう。自己憐憫の歌は歌いたくないけど、深みも考えもまったくない、ハッピーなだけの歌も作りたくない」とヨーナス(Vo)。
ダークな轟音とメランコリックなノイズ、そしてハッピーなフィーリングを醸し出すビート。最新作『ノー・モア・ストーリーズ』でいっそう広がったミューの世界観が、彼らの発言からもうかがえる。
記事ではヨーナスはじめメンバー3人のリラックスした表情を映し出したフォト・セッションとともに掲載している。
ミュー、圧巻の来日公演で見せたその美学とは?
2010.04.04 18:00