元ザ・キンクスのレイ・デイヴィスがキンクスの楽曲を再録したニュー・アルバムを今年リリースする。すでにブルース・スプリングスティーンやジョン・ボン・ジョヴィとレコーディングを行ったそうだ。
他にザ・キラーズやルシンダ・ウィリアムズも参加するというこのアルバム。レイ・デイヴィスは、スプリングスティーンとは1981年作『ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント』から“ベター・シングス”を、ボン・ジョヴィとは1972年作『この世はすべてショー・ビジネス(Everybody’s In Show-Biz)』から“セルロイドの英雄”をレコーディングした。
「ブルースもジョンもレコーディングに2、3時間かかったが、2人ともかなりしっかり準備してきてくれていて、それにすごく胸を打たれたよ」とレイはウェブサイトNJ.comに話している。「彼ら2人と曲を収録することができて感激さ」
また、レイ・デイヴィスはこれとは別に新しいソロ・アルバムの制作も進めているという。2004年に脳卒中で倒れた弟のデイヴの体調も順調に快復してきているため、キンクスの再結成も視野に入れているそうだ。
「ミック・エイヴォリーと僕はデイヴと一緒にレコーディングしたテープを聴きまくり、アーカイブをふるいにかけているんだ」と彼は言う。「デイヴがまた活動したいのかどうか様子を見てみるよ。事態は動きつつある。全てはデイヴにかかってるね」
キンクス再録盤にスプリングスティーン&ボン・ジョヴィ
2010.02.28 18:00