現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』1月号に渋谷すばるが登場!音楽で育ってきた人間じゃない。知識もない。人と同じことをする必要もない。
自分なりのやり方で形にして、それを聴いて喜んでくれる人がいればそれでいい
歌う男 渋谷すばる
2号連続ロングインタビュー① 『二歳』編
インタビュー=古河晋 撮影=平間至
昨年の10月にリリースされたファーストアルバム『二歳』、今年の11月にリリースされたセカンドアルバム『NEED』の2度のリリースタイミングで、ソロアーティストとなった渋谷すばるについて、このJAPANで熱く書き殴らせていただいた。今回もここで同様のことを書いてもいいのだが、総じて伝えたいことは何かというと「歌う男 渋谷すばる」と銘打ったロングインタビューが2号連続で成立してしまう、そんな稀有な表現者=渋谷すばるだということである。
前編は『二歳』編。
自分は自分であって、他人になれるわけはなく、最後に決断するのは必ず自分だということを、どうしようもなく貫いてしまう人間として生きてきた渋谷すばるが、ありのままを音楽にする活動を始めて、最終的に聴く人、そして世界とまっすぐ対峙する歌うたいになっていく過程の話である。そして後編の『NEED』編はさらにここから濃くなっていくので、ぜひ読んでほしい。(古河晋)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年1月号より抜粋)