5月よりクイーン+アダム・ランバートとしてヨーロッパ・ツアーを開始させるクイーンだが、過去に“あるアーティスト”がフロントマンとしてスカウトされたことがあり、またその本人がコメントしていることがわかった。
「Ultimate Classic Rock」によると、「SiriusXM」のラジオ番組に出演した元テイク・ザットのメンバー、ロビー・ウィリアムスが、クイーンのボーカルとしてスカウトされた経緯を明かしていたとのこと。
2001年に、映画『ROCK YOU!』のサウンドトラックのために、ロビーがクイーンと一緒に“We Are the Champions”をレコーディングした際、メンバーにバンドに加わらないかと誘われたが断ったのだという。
その当時を振り返ったロビーが、次のように語っている。
ここでマイクに向かって話す自信はあるけど、俺は自尊心が低いんだ。ステージに上がって、フレディ・マーキュリーと同じレベルになる努力をして、自信を蓄えて大胆になろうかとも思った。けど、フレディは俺にとって天使であり、神のような存在だからクイーンのフロントマンになるのは怖すぎたんだよ
さらに当時のロビーは、英アルバムチャートでソロ・アルバム3枚をナンバー・ワンに送り込み、スタジアムでコンサートを開催していたため、クイーンに参加して利益を3等分するメリットがないと感じていたともコメントしていたという。
また、現在クイーンでボーカルを務めるアダム・ランバートについては、「信じられないほど素晴らしいパフォーマー」だと称賛していたそうだ。