1982年に飛行機の墜落事故で逝去したランディ・ローズのギターをはじめとする遺品が11月末に盗まれたのを受け、オジー・オズボーンがギターを見つけた人に報酬を支払うと告知し、その後とある場所で盗品が発見されたことがわかった。
「SPIN」によると、現地時間11月28日、過去ランディも教鞭を執っていたロサンゼルスの音楽学校、Musonia School of Musicからランディのギターをはじめとする数点の音楽機材や遺品が盗まれたという。
これを受けて、オジーはInstagramに次のように投稿している。
ランディとDelores(ランディの母親)の思い出となる大切な品々が、家族から奪われたことに心を痛めている。よって、盗まれた全てのアイテムの返還と犯人の逮捕、有罪判決につながる情報に対して、個人的に2万5000ドル(約270万円)の報酬を提供することにした。
なお、盗まれたのは1963年製のHarmony Rocketや1970年製のPeaveyのアンプヘッド、さらにDeloresが所有していたBessonのトランペットなどだという。
その後、オジーが告知した翌日(12月8日)、ノース・ハリウッドの住民が犬の散歩中にゴミ捨て場に盗品が捨てられているのを発見、警察に通報したと「Consequence of Sound」が報じている。
また、このゴミ捨て場の近くではDeloresのトランペットも発見されたが、1963年製のHarmony Rocketは行方不明のままだとのこと。
Deloresによって経営されたというMusonia School of Musicについてオジーは、「この学校は、世界中のランディのファンにとって巡礼地のようになり、ローズ家がランディの人生を共有するために喜んで心を開いた場所なんだ」ともInstagramの投稿で綴っていたという。