11月に『スティッキング・フィンガーズ・イントゥ・ソケッツ』EP で日本デビューを果たしたイギリスのカーディフ出身の男女混合７人組、ロス・キャンペ・シーノス！。スペイン語で“農民”という意味を持つロス・キャンペ・シーノスという言葉をバンド名に冠したこのバンドは、ブロック・パーティーなどが所属するレーベル＜ウィチタ＞が自信を持って世に送り出す、新星バンド。瑞々しいギター・ロック・サウンドの魅力はもちろんのこと、一見天真爛漫にみえて、実は随所にアイロニカルなセンスがちりばめられている、という独特のアートワークや PVなども実にこのバンドならではの個性をすでに醸しており、着々とここ日本でも中毒者を増殖させている彼ら。待望のデビュー・アルバム（写真）が日本先行で2008 年２月20日に発売される（UKは２月25日発売）ことが決定した。

タイトルは『ホールド・オン・ナウ、ヤング・スター… 』で、全11 曲に加え、ブラック・フラッグ“ポリス・ストリー”のカヴァー、ヘブンリー＋カルバン・ジョンソン“C イズ・ザ・ヘブンリー・オプション”のカヴァーを含む３曲のボーナス・トラックが収録される予定。またエンハンスト仕様で“インターナショナル・トウィークスコア・アンダーグラウンド”のPVが収録される予定。写真は届けられたばかりのジャケ写だが、なんともインパクトの強いアートワーク。

このアルバムは、ブロークン・ソーシャル・シーンのメンバーでありプロデューサーでもあるデヴィッド・ニューフェルドの教会で録音。ロス・キャンペシーノス！はUS/ カナダにおいて、ブロークン・ソーシャル・シーンと同じレーベル“アーツ＆クラフツ”と契約を結ぶなど、本国のみならず北米シーンとの親交も深めている。

初来日ステージとなった12 月９日のブリティッシュ・アンセムズでもイベントの２番手に出演ながら、2,500 名の観客を前に堂々のパフォーマンスを披露し、また早くも客席から手拍子やコーラスが入る楽曲も。RO69 でも「即日ライヴ・レポート」コーナーにてこの日のレポートをお伝えしているほか、「rockin’on TV」のアーカイヴ・コーナーにて１st 、２nd シングルのPVを一挙に試聴できます！期間限定につきお早めのチェックを。