9月7日に26歳で急逝したマック・ミラーだが、米メディア「Complex」の番組「Open Late with Peter Rosenberg」での追悼企画の中で、ケンドリック・ラマーがマックを偲びコメントを寄せている。
コメントの邦訳は以下。
要するに彼はそういうタイプの人間で、もう本当にいいやつなんだよ。いつだってこっちをいい気分にしてくれて、そこにいるだけで周りが元気になるようなエネルギーを持ってた。スタジオに来て、正直な意見を聞かせてくれることもあった。俺が作った音楽を聴かせると、「あそこが好きだ。今のところは何かした方がいいよ」とか言ったりね。
とにかく何でも言って、しかもそれが正直で私心のない意見なんだよ。素晴らしいミュージシャンだった。素晴らしい作曲家だった。彼は本当にいつも笑顔で、俺はそのことを讃えたい。たとえ自分に何があったとしても、それを人に同情してもらうようなことはなかったんだ。
そこに関しては、強い意志を持ってて、彼は相手にも笑ってほしいから、常に笑顔でいるんだよ。個人的にどんな問題を抱えていたとしても、こっちに元気をくれるっていう、彼のそういうところがずっとすごく好きだったんだ。そう、元気をくれたんだよ。つまり、同病相憐れむっていうことがなかったわけ。
彼が笑うと、こっちもすぐさま笑顔を返す。そうすると嬉しい気持ちになる。だから俺たちはあいつのことを永遠に忘れないし、あの笑顔をずっと覚えてるよ。マック・ミラーを祝福する。愛を込めて。
ケンドリックの他にもマシン・ガン・ケリーやタイ・ダラー・サイン、マックルモアーらも出演する同番組の全編は、YouTubeで公開されている。
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