ミューズのマシュー・ベラミーらによるザ・ビートルズのカバー・バンドDr. Pepper’s Jaded Hearts Club Bandが、ザ・フーのロジャー・ダルトリーのサポート・アクトとしてTeenage Cancer Trustのチャリティ・コンサートに出演することが明らかになった。
若年のがん患者の支援団体、Teenage Cancer Trustの公式サイトによると、ロジャー・ダルトリーは同団体の支援を長年続けており、2000年からはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで同チャリティ・コンサートを開催しているという。今年は現地時間3月19日から25日に開催となる。
Dr Pepper’s Jaded Hearts Club Bandはマシュー・ベラミー、ラスト・シャドウ・パペッツのマイルズ・ケイン、ジェットのクリス・セスター、ナイン・インチ・ネイルズのアイラン・ルービン、ザ・ズートンズのショーン・ペインらによって結成されたスーパー・グループで、メンバーを加入させながら不定期に活動を続けている。今回はブラーのグレアム・コクソンも参加とのこと。
今年1月にはポール・マッカートニーが同グループのライブに飛び入り参加し、“Helter Skelter”や“I Saw Her Standing There”で共演する一幕もあった。
「NME」によると、ロジャー・ダルトリーはDr Pepper’s Jaded Hearts Club Bandの参加について次のようにコメントしているという。
3月22日にロイヤル・アルバート・ホールで開催されるTeenage Cancer Trustの公演に、ミューズのマット・ベラミーが参加してくれることになって本当に嬉しいよ。
マットは彼の、Dr Pepper’s Jaded Hearts Club Bandを連れてくる。グレアム・コクソンも一緒だ。ビートルズのクラシック・ナンバーをプレイしてくれることになっているよ。今回が彼らにとって初めてのUK公演だし、きっと素晴らしいものになるだろうね。
なお、同チャリティ・コンサートには他にもカサビアンやザ・コーティナーズ、ナイル・ロジャース&シック、デフ・レパードらの出演が決定している。