オノ・ヨーコ、ジョンの希望により“イマジン”のクレジットに名前が追加されることに

オノ・ヨーコ、ジョンの希望により“イマジン”のクレジットに名前が追加されることに

現在「YOKO ONO REISSUE PROJECT」にてリイシュー盤のリリースを行っているオノ・ヨーコだが、ジョン・レノンの楽曲“イマジン”の作詞・作曲のクレジットにその名前が追加されることが発表された。


先日、“イマジン”が1917年設立の米音楽協会NMPA(National Music Publishers’ Association)による「Centennial Song award」(100周年記念賞)を受賞。
その際、NMPAの現CEOであるデヴィッド・イスラエライト氏が、1980年に撮影されたジョン・レノンの映像を流したという。

映像の中でジョン・レノンは、“イマジン”の制作に際してオノ・ヨーコがなくてはならない存在だったことを説明、クレジットにオノ・ヨーコの名前を載せるべきだと語っていたという。

映像の後、デヴィッド・イスラエライト氏はジョン・レノンの希望通り、“イマジン”のクレジットにオノ・ヨーコの名前を追加すると発表。

1971年のリリースから46年、そして死後37年、ジョン・レノンの長年の希望が叶うこととなった。

受賞直後のオノ・ヨーコの様子をショーン・レノンが自身のFacebookに投稿している。写真にはパティ・スミスも共に写っている。

授賞式では、パティ・スミスと娘であるジェシー・スミスが“イマジン”を演奏したという。

なお、オノ・ヨーコが“イマジン”の誕生に与えた影響に関しては、ポール・マッカトニーも、テレビ局「アルジャジーラ」が2012年に行ったインタビューの中で「彼女なしには“平和を我等に”や“イマジン”は生まれなかったと思う」と発言していた。

「ヴァラエティ」誌によると、オノ・ヨーコのクレジットへの追加に対しての正式な認可はまだ下りていないとのことだが、すでに認可に向けての手続きが始められているという。
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