ART-SCHOOLのワンマンライブが先月30日にShibuya WWW Xで行われた。

同ライブは今年1月にリリースされた初のBサイドベスト『Cemetery Gates』のリリースを記念して行われたもの。

エイフェックス・ツインの“Girl/Boy Song”が流れる中、木下理樹（Vo・G）、戸高賢史（G）、サポートの中尾憲太郎（B）、藤田勇（Dr）が姿を表し、フロアからの声援に応えるように木下がフライングVを掲げる恒例のオープニング。中尾は『Cemetery Gates』にも収録されている“I hate myself”の曲名が書かれた最新のオフィシャルTシャツを着ている。

その“I hate myself”からライブはスタート。そして“ステート オブ　グレース”“レモン”“Ghost of a beautiful view”など『Cemetery Gates』に収録された曲が次々と披露されていく。

中盤、戸高が「アートの曲はとにかく似た曲が多くて。次にやる曲も似てるんですけど。大阪のライブでも言ったんですけど、僕以前に壮大なミスをしちゃって。“スカーレット”って曲あるじゃないですか」と言い、“スカーレット”のリフを弾く。「それと“アイリス”って曲のリフがほぼ同じなんですよ」と言って“アイリス”のリフを弾くと、木下は苦笑、フロアは爆笑。しかしそこで木下が、「でもそのリフ考えたのトディちゃんだから」と突っ込み、拍手が上がった。

そして木下が、「ART-SCHOOLって、一見安定してる……ように見えるじゃないですか？」とフロアに呼びかけると、戸高が「俺は安定してるとは思わないけどね」ときっぱりと突っ込み、木下が苦笑するという場面もあった。

本編終盤には、「体重40キロ台の僕がロックンロールをやってるんだから」「みんなPOGOダンスを」とフロアをアジテート。“real love/slow dawn”“Promised Land”“スカーレット”“FADE TO BLACK”が披露された。

アンコールで木下が「もうこれからのライブではアンコールやらないかもしれないから……」とぼそっと言うと、すかさず戸高がにこやかな表情で「え、やるでしょ」と突っ込む。“LUCY”“ロリータ キルズ ミー”“BOY MEETS GIRL”を叩きつけた。4人が再び去った後も、拍手がずっと鳴り止まず、急遽追加されたダブルアンコールに。“あと10秒で”を披露し、ライブは幕を閉じた。

ART-SCHOOL LIVE 2017 B SIDES BEST「Cemetery Gates」
3/30(thu)@東京・Shibuya WWW X

M1 I hate myself
M2 ステート オブ グレース
M3 レモン
M4 Ghost of a beautiful view
M5 LITTLE HELL IN BOY
M6 SKIRT
M7 JUNKYʼS LAST KISS
M8 プール
M9 LILY
M10 MEMENT MORI
M11 LOVERS
M12 カノン
M13 1965
M14 その指で
M15 それは愛じゃない
M16 LOVERS LOVER
M17 ニーナの為に
M18 real love / slow dawn
M19 Promised Land
M20 スカーレット
M21 FADE TO BLACK
En1 LUCY
En2 ロリータ キルズ ミー
En3 BOY MEETS GIRL
WEn1 あと10秒で