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この6人に対しては絶対的な自信があるから、正直、形態にはそんなにこだわってなかった。
──無敵の6人も揃い、リーダーも決まり、っていうところなんですけど、このタイミングで、メジャーの契約はなくなった。
みさこ そうです、2年で切れました。
──もちろん不安もたくさんあったと思うんですけど。
みさこ この6人に対しては絶対的な自信があるから、正直、形態にはそんなにこだわってなかった。でもやっぱり、いざインディーに戻ると、たとえばリリースイベントの場所がいっぱいは取れなかったとか、ラジオもあまり出られなかったりとか。
ぐ み メジャーの時より「自分たちで一生懸命バンもん!のことを広めなきゃ」って思うから、みんなでフライヤー作りを初めてして、1万枚作ったりして。
りんご 「自分たちがやらないとダメだ」って背水の陣的な気持ちがあるから、「絶対にやってやるぞ!」っていうふうにみんな思ってると思います。
──ライヴでのパフォーマンスを観てて、「腹が決まってるな」っていう感じがしたんですよ。今の言葉で納得しました。今回のシングルは、「どういう歌詞にしたい」とみんなで話し合ったということですが、以前からそういう形で進めていたんですか?
みさこ もともとミナミトモヤさんが主に曲を作ってくれてたんですけど、「歌詞は本人が考えたほうがいいから」ってミナミさんも言ってて。私とかっちゃんで考えた曲がすごく多いんですね。
──パフォーマンスを見てて思ったんですけど、踊るのは勿論、演奏したりしなかったり……すごく自由ですよね。振り付けも全部自分たちで?
みさこ 超大変です、振り付け(笑)。「この曲のここだけショルキーを背負えるようにしてください」って振付師さんに話したりとか、私がドラムに座っちゃうと、残りの人数が奇数だから見えなくなるじゃないですか、私が(笑)。だからうまいこと見えるような振り付けでおもしろい見え方ができるようにとか考えると、すっごい制限があるんですよ。でも、それを組み立てて1曲のパフォーマンスができた時は「やったー!!!」みたいな感じで(笑)。なるべく最大限持ってる素材を生かしたい、みんなの個性をなるべくステージで表現したいんです。
──そうやって出てきたものは、ほんとに自由ですよね。1回のライヴでおいしいところがいっぱいある感じがします。
み ゆ 隙のないライヴをしたいんです。
りんご 私、ドラムソロがすごくかっこいいから好き。
み ゆ 生で演奏すると、アドリブですごい激しく叩いてきたりとかする(笑)。突然、本番で。
りんご それって普通のアイドルだったら、音源ピッて流すだけだから絶対ないから。いつも入れないところで煽り入れたりしちゃうよね(笑)。
──歌詞も自分たちで書かれたというお話だったんですけど、曲についてはどうですか?
みさこ 今回は心機一転、この6人でインディーに戻ってやるということで、「この6人の良さをきちんとわかってくれて、バンもん!を何よりちゃんと理解してくれてる人じゃないとお願いしたくない」って私が言って、大場康司さんと、ミナミトモヤさんにお願いしました。
──「こんな曲がいい」みたいなところまでリクエストするんですか?
みさこ 最初、ミナミさんとは「これがバンドじゃないもん!だよ」ってわかるような感じにしたいって。バンドじゃないもん!の独特のおもちゃ箱感が詰まった1曲になるかなあと思って。大場さんは、むしろミナミさんの曲より先に1番サビまで作ったものがあったんですけど、どうしても両A面という形でみんなに両方聴いてもらいたいなあって思ったから、メンバーからアレンジの要望を出しまくって (笑)。どっちかの曲が埋もれるのが嫌だったんですよ。よくバンもん!でやる手法なんですけど「2Bメロで曲調変えて欲しい」とかそういう細かいところまで(笑)。

桃 子 「音の数増やしてください」とか。自分たちがライヴをやってるからわかる要望みたいなのがあって、「ここ、こういう感じがあったら盛り上がるなー」みたいなのを素直に伝えて。それが一番最高の状態にまとまって戻ってきた時はすごく感動しました。
──アンセム的な「これが今のバンもん!です」っていう曲になってるなっていうのと、ライヴをやっていての要望という話も出ましたが、コールとミックスもやりやすそう。
み ゆ それ、大事なんですよ。
桃 子 バンもん!って、それぞれいろんなメンバーがいるから、ドルオタじゃないお客さんが来ることが多いじゃないですか。そういう人にとっても、CDにコールが入ってると「ここでこう言ったらいい感じだろうな」とかわかりやすくていいなって。
りんご バンドじゃないもん!のライヴはもんスターと一緒にやってるから。一緒に盛り上げたいなあって思います。
──そういう思いが色濃く反映されてると思います。そもそも、「バンドじゃないもん!」っていう、活動のすべてが集約されているグループ名自体お客さんが決めてくれたっていう。ほんとにお客さんと一緒に作り上げているんだなあと。
み ゆ お客さんも一緒にライヴをやってるっていうか、7人目のメンバーというか。
みさこ 一緒にライヴをする気持ちで来てほしい。盛り上がり方は自由でいいんですけど、最大限に自分の心を開放して汗を流して帰って欲しい。「絶対私たちいいもの作るからそのまま素直に受け止めて欲しい」っていう感じで活動してます。その分、批判がきた時は10倍のダメージを受けると思いますけど(笑)。でも受け止めます。
──お客さんの期待以上のものを返そうって気持ちがあるんだろうなと思います。たとえば批判されたら、その通りにするんじゃなくて、それ以上のものを返してやろうと。
みさこ どうやったってバンもん!のやり方にしかきっとできないから「私たちだったらそれをどうやろう」っていうのを考えてます。あと、リリースの話に戻るんですけど、今回楽器の演奏をきちんとしたんです。
み ゆ そうなんです。“ツナガル!カナデル!MUSIC”のほうで、レコーディングを初めてさせていただいて。
桃 子 よく聴くと全員の音が入ってるんです。
りんご そうやって頑張って作ったCDだから、今回目標を立てたんだよね。
みさこ オリコンウィークリー10位以内。後ろ盾がほぼない――ほぼ自分たちの力で広めなきゃいけないっていうところがすごい難しいけど、「こんなにいいものが売れない音楽業界は終わってる」と私は思うんで「売れて当たり前」だと思ってるから10位以内っていう大きな目標を立てました。
りんご 売れたい!
みさこ もう1コあって、代官山UNITでのワンマンが9月21日にあるんですけど、それをソールドアウトにしたい!
ぐ み とりあえず来て欲しい。
桃 子 一緒に目撃して欲しいなって。「ボーダーを壊す」っていう、大前提にある、みーちゃんが最初に作った思想をほんとに叶えたいから。伝説になりたいから、早めに目を付けといて欲しいな(笑)。

提供:パーフェクトミュージック
企画・制作:RO69編集部

