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音楽塾ヴォイスで出会ったAirA(Vo)、ユウキ サダ(B・Vo)、SOI ANFIVER(G・Comp)によって結成。まずは、3人が初めて世に放った1曲目“FEVER TIME”を聴いてほしい。エッジーなギターリフを主軸としつつ、次々と多彩な表情を見せるAirAの歌を際立たせた構成が光る一曲。サダのベースがとびっきりグルーヴィーで、彼女の歌声も随所で抜群のインパクトを残している。ケレン味たっぷりの 80'sディスコサウンドをベースとした“CRASH OUT!!!”も最高にダンサブル。その次には、ウクレレの音色と軽快なリズムが心地よい“shiori”、燦々とした大らかなグルーヴに心が弾む“ai my me”が続き、最後は、大胆不敵に《Swingin' 東京》させていく“東京ゴッドストリートボーイズ”で豪快な幕引き。コンポーザーSOI ANFIVERの引き出しの多さたるや。極めて多様な全5曲に通底するのは、聴く者全員の身体と心を踊らせてみせる、という底知れぬ野心だ。長々と書いたが伝えたいことはただひとつ。さぁ、踊れ。(松本侃士)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年1月号より)
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