ダンサブルな音楽性のロックバンド、日本語詞の歌もの、そこはかとないユーモア、さらにはバンド名がカタカナ!……フジファブリックとフレデリックに、こんなにも共通点があったことに、今まで気づかなかったのは私だけだろうか。
このコラボレーションのきっかけは、フジファブリックがフレデリックに、3月に行われた「フジフレンドパーク2023」の出演オファーをする際「楽曲でもコラボレーションをさせてほしい」と熱望したこと。フレデリックが快諾してから、フジファブリックの金澤ダイスケが原型のデモを制作。両バンドでキャッチボールしながらアレンジを詰めていき、レコーディングも一緒に行ったという。
オリエンタルなイントロから、山内総一郎(フジファブリック)と三原健司(フレデリック)の歌声が交互に響き、オーディエンスをハンドクラップに誘い込み、サビは追っかけコーラス&ハモり! 一周した懐かしさを新鮮なかっこよさにできるのは、この二組ならでは。各々のプレイの見せ場もあり、ライブ映えも間違いない。この抜群の相性。一度と言わず、定期的に共演してほしい。(高橋美穂)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年5月号より抜粋)
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