ただ、「洋楽のクオリティ」とか「海外でも通用する」とかいう説明だけだと、充分ではない。えーと、たとえばファレル・ウィリアムスの“Happy”みたいな、日本人の耳にもやたらフレンドリーな洋楽ってあるじゃないですか。いや、あると僕は昔から思っているんだけど、それに近く感じるのだ、SIRUPの曲のめったやたらな心地好さって。「海外でもいける」だけじゃなくて「田舎のばあちゃんにもいける」感覚というか。こんなに洗練されているのに、そんな土着性(って言っていいのかな)も同時に持っている存在、稀有だと思う。(兵庫慎司)
未開拓の市場、まだまだある
SIRUP『cure』
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ただ、「洋楽のクオリティ」とか「海外でも通用する」とかいう説明だけだと、充分ではない。えーと、たとえばファレル・ウィリアムスの“Happy”みたいな、日本人の耳にもやたらフレンドリーな洋楽ってあるじゃないですか。いや、あると僕は昔から思っているんだけど、それに近く感じるのだ、SIRUPの曲のめったやたらな心地好さって。「海外でもいける」だけじゃなくて「田舎のばあちゃんにもいける」感覚というか。こんなに洗練されているのに、そんな土着性(って言っていいのかな)も同時に持っている存在、稀有だと思う。(兵庫慎司)