12年半に及ぶソロワークのブランクをもリセットするかのように、シングル3作連続リリース&全国ツアーと2018年を激走してきた
HYDE。ソロ再始動後4作目&2019年一発目のシングル曲“ZIPANG”では、
YOSHIKI feat. HYDE“Red Swan”に続き
X JAPAN・YOSHIKIとのコラボが実現。YOSHIKIの麗しきピアノの調べが立ち昇らせる和の風情とセンチメントを、凄絶にして妖艶なHYDEの絶唱が雄大なスケールのヘヴィバラードへと導いていく。そして、洋楽モダンロック直系の骨太なリズムセクションのミックス、荘厳なまでに美しいオーケストレーション――といったユニバーサルな音像越しに描かれる「かつての黄金の国=ジパング」のイメージと古の日本を思わせるたおやかな旋律はそのまま、この混沌とした時代の中においても「時が移り変わろうとも美しき日本」への希求を聴く者の心に掻き立てる、揺るぎなき強さと美しさに満ちている。カップリングで収録された
デュラン・デュラン“ORDINARY WORLD”のカバーとともに、HYDEのスリリングなまでの進化の速度がうかがえる1枚。(高橋智樹)