フジロック深夜のレッドマーキーにDJセットで登場、超満員のテントの屋根が吹き飛びそうな程の盛り上がりをみせたロミーのステージ。The xxのモノトーンで抑制的なパフォーマンスとはあまりにも対照的だったあのカラフルでジョイフルなセットは、彼女のソロデビューアルバム『Mid Air』のモードそのものでもある。
久々の対面インタビューとなった今回だが、ロミーは未だかつてなくオープンでフレンドリー。ごくパーソナルな想いから始まったソロワークで、自分を解放できた彼女の清々しい現在地を垣間見られた取材だった。『Mid Air』は引っ込み思案なティーンだった自分に、居場所と自由を与えてくれたクラブミュージックへのオマージュだそうで、彼女が回想する当時の甘く切ない思い出の数々に、胸キュン必至の内容となっているのでぜひお楽しみに!
今年後半の展望としては、The xxの活動に戻るつもりだというロミー。前作『I See You』から既に6️年、そろそろ新作に期待したいところだ。また、自身のソロについては「DJセットの延長線上で私が歌うみたいな感じのライブ」を予定しているそうで、是非とも単独ツアーでの再来日を!(粉川しの)
ロミーの記事が掲載されるロッキング・オン10月号
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