リアムの新バンド、ビーディ・アイのデビュー・アルバムの感想
2011.01.19 00:00
もちろんオアシスとは違う、まったく別個の新しいバンドの新しい音楽だ。
と、ここまでは誰もが書くことだろうけど、じゃあ一体どういうアルバムなんだと言えば、
まず一言で言えばリアムのビートルズ好きが思いっきり炸裂した音楽。聴く前はアンディとゲムの曲がボディーになって、リアムの曲はアクセントとして機能するのかと予想していたが、リアムの曲がこのアルバムのボディーだ。しかも思いっきりビートルズ。というか、ジョン。リアムが本気で、すんげえ頑張っているのがアルバムからひしひしと伝わってくる。
いいバンド、そしていいブリティッシュ・ロック・アルバムだ。
そういう素直な感想を持つ。
次号ロッキング・オンは、レディオヘッド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ストロークス、コールドプレイ、レディー・ガガ、などをフィーチャーして、大特集『2011年聴くべき新作21作品、そのすべて』、表紙はビーディ・アイに飾ってもらう。