Gotchが3枚目のソロアルバム『Lives By The Sea』を完成させた。
約4年半前に出た前作『Good New Times』はThe Good New Timesというバンドでのサウンドを追求したものだったが、今回はmabanua(Dr)、井上陽介(G)、下村亮介(Syn)、中西道彦(B)との演奏で制作されているものの、バンドサウンドというよりもそれぞれの曲に合わせてそれぞれのやり方でプロデュースされたソロらしい作風になっている。
さらに今作の特徴は唾奇、BASI、JJJという3人のラッパーがフィーチャーされていて、Gotchのボーカルと同等のもうひとりの主役として曲のメッセージの語り手になっているところだ。
アジカンのロックバンド的な熱さや主観性とは対照的な、プロデュースされたトラックと二者の視点による歌のクールネスと客観性。
後藤正文がソロとして活動することの意味、必然性がじっくりと伝わってくる一枚。
インタビュー読んでね!(山崎洋一郎)
ゴッチにインタビューしました。ソロアルバム『Lives By The Sea』は今聴くべきグッドミュージック。次号ジャパンにインタビュー掲載します
2020.12.27 21:54