デビューしてからしばらくは女の子のファンばかりで、それが悔しくて男だけで滋賀のライブハウスで始めたのが「男祭り」のそもそものきっかけ。
というのはよく知られた話だが、その後、Zepp→武道館と回を重ねた間に「女の子のファンの方が多い」という状況は脱したはずだし、「男に認められないUVERworld」なんていう状況もとっくに脱したはずである。
にもかかわらず、「男祭り」はその後も続いた。続いたどころか横浜アリーナ→さいたまスーパーアリーナと巨大化していった。
しかも「女祭り」もいつの間にか始まって、もはや「メンバー生誕祭」や「クリスマス・ライブ」と同様に定番メニューと化している。
それはつまり「男祭り」に新たな意味が宿った、新たな意義が生まれた、ということなのだと思う。悔しさやコンプレックスではない、ポジティブで熱い何かが「男祭り」には充満している。(「女祭り」にも特別なエモーションが充満してるんだけど、それは「感謝」なんだよね)。
「男祭り」に宿った精神はなんなのか──それを、「男祭り」東京ドーム公演が発表されたこのタイミングでTAKUYA∞に語ってもらった。
4月30日発売のロッキング・オン・ジャパン、お楽しみに。(山崎洋一郎)
UVERworldにインタビューしました
2019.04.28 15:42