今の時代においてはバンドよりもトラックメイカーのほうが主流である。
海外においては間違いなくそうだし、日本でもアマチュアを含めれば圧倒的な数になる。
そもそも、ソフトを使って音源を作ってネットにアップするという、完全に「個」による創作なので国内・海外という区別にあまり意味がない。
そういう意味においても、トラックメイカーはバンドよりも今の時代環境に適合したあり方なのかもしれない。
そんな中でTakaryuは突出した才能とセンスを持つ、これからの音楽シーンの牽引者になりうるアーティストだ。
現在18歳。16歳の時にアマチュア・コンテスト「RO69JACK 2015 for COUNTDOWN JAPAN」で優勝し、ミニアルバム『MANUAL』をリリース。AppleMusicの「今週のNEW ARTIST」に選ばれ、その驚異の才能を賞賛された。
そして今回の初のフルアルバム『Resources』ではAnnabel、綿めぐみ、EVO+、宮原永海といった多彩なシンガーをフィーチャリングし、ディープでポップでカッティングエッジな音楽を披露している。
その完成度の高さには驚くばかりだ。
海外のディスクロージャー、ジェイミーxx、マデオン、ポーター・ロビンソンといったアーティストに影響されながらも、彼らと同時進行的なスピード感で独自の音像と世界観を構築しつつあるTakaryu、注目すべき若き才能だ。
https://youtu.be/1_85VpsefNI
発売中のロッキング・オン・ジャパンにインタビューを掲載しています。
18歳の新鋭トラックメイカー、Takaryuにインタビューした
2018.04.06 18:43