新作アルバムも良かったが、やはりライブで観たいアーティスト。
生のピアノ、ドラム、ベースのトリオでエレクトロニック楽器は一切なし。
エレクトロニカ的な反復する楽曲の中に緩急、抜き差し、変則リズムを巧みに取り入れながら、エモーショナルな高まりにまで持っていくコンビネーションはすごい。
プレイヤーとしてピュアになるフォーマットとしては言うまでもなくジャズがあるが、「エレクトロニカを生のトリオでやる」というフォーマットによって演奏者としてのピュアネスを獲得する、というのは素晴らしいアイデアだと思う。
それをこれ見よがしにやるのではなく、洗練された形でナチュラルに提示してくれた。
ゴーゴー・ペンギンをブルーノート東京で観た
2018.02.19 22:51