ジェイク・バグをフジロックで観る 2016.07.22 15:49 山崎洋一郎の「総編集長日記」 22歳のジェイク・バグ、フジロックのグリーンステージに堂々の登場だ。さすがに多くはなかったお客さんも、ジェイクの癖のある声とロックンロールのグルーヴに惹かれて集まってくる。セルフプロデュースの新しいアルバムは、新しいポップに挑戦した変化作なのだが、その部分はほとんど出さなかった。この人は、まだ修行中という感覚なのではないか。その時々に自分の全てを賭けて結果を出す、というより、「まだまだいろいろやってる最中ですが何か?」という淡々とした風情が面白いな、といつも思う。空は晴れ。そして、風が涼しい。