27歳で亡くなったエイミー・ワインハウスの生涯を描いたドキュメンタリー。
残された映像と事実と証言だけで進んでいく、ストイックな作りだ。
なのに、まるで原作者とか脚本家がいるのかと思うぐらい、この映画に描かれたエイミー・ワインハウスの人生はあまりにも衝撃的でドラマティックだ。
それぐらい、彼女は本物で、その生活はリアルで正直だった。
どのシーンのどの表情を見てもどの言葉聞いても、心が揺さぶられる。
そして、そんな彼女から生まれた歌は魂そのもののようだ。
憧れのトニー・ベネットとレコーディングをする時、始終緊張してはにかんでいるシーンが心に残って離れない。
素晴らしいドキュメンタリー映画だ。
公開は7月16日。
Amy winehouse
エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画『AMY』を観た
2016.06.20 20:50