現在発売中のロッキング・オン1月号では、ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド(マニック・ストリート・プリーチャーズ)とブレット・アンダーソン(スウェード)の対談を掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「当時はブリットポップが勃興し、どちらのバンドも疎外されている気がしたし、正直言ってそこから除外されたことを非常に嬉しく思っていたんだ。
自分たちが当時ロンドンで起こっていたくだらない漫画みたいなものの一部だと感じたこともなかったしね」
(ブレット)
●マニックスもスウェードも個々に何度も単独やフェスで来日していますが、ジョイントライブだとまた新鮮な感覚ですか?
ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド(以下、J)
「大きく違う部分は、ステージに上がるときだね。観客の中に、改宗させなければならない人がいることを意識するというか。2つのバンドのファン層はわりと重なっている部分もあって、音楽の趣味という点で共犯関係にあるというのは確かだけれど、なかにはスウェードだけを観に来たっていう人もいて、その人たちに改宗してもらうために普段よりも少し余計に頑張るというか。そこにちょっとした危うさが生じるわけ」
ブレット・アンダーソン(以下、B)
「すごくいいことだよね。それによって、ともすると自己満足してしまう場面でもしなかったり、新鮮な気持ちが芽生えて、いつもよりエネルギーが湧いてきたりするからさ」
J「何人か熱心なスウェード・ファンを見たことがあるよ。我々は絶対になびきませんからって感じの(笑)」
B「その逆もね。マニックスのファンは見れば分かる(笑)。とにかくいいエネルギーが生じるんだよ」
●そもそものジョイントライブをやることになったきっかけについて教えてください。ブレットはかなり前から構想していたそうですが。
J「僕らは30年前にフランスでスウェードのサポートをやったことがあるからね」
B「そう、長い歴史がある。1994年に一緒にツアーしたから29年前だ。何がきっかけだったのかはよく分からなくて、単純にやることになったという感じだったと思う」
(以下、本誌記事へ続く)
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