現在発売中のロッキング・オン7月号では、ザ・スマイルのデビュー作『ア・ライト・フォー・アトラクティング・アテンション』の全曲完全レビューを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=粉川しの
ザ・スマイルはレディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド、そしてサンズ・オブ・ケメットのトム・スキナーによって結成された「新人バンド」だ。
SNSを駆使した機動力の高いプロモーションや、アルバム前に6曲もシングルを連打する売り出し中の若手のようなルーティン、さらにはレコード店で無料抽選券を集めて応募できる非売品7インチを手作り、なんて草の根企画までやっていた彼らには、まさにゼロからバンドを始めるのだという明確な意志が感じられた。
新人バンド(しかもインディ)の身軽さとDIYをすこぶる気に入っているように見えたし、それこそがザ・スマイルの存在意義だったのではないか。
(以下、本誌記事へ続く)
ザ・スマイルの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』7月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。