現在発売中のロッキング・オン6月号では、ザ・クラッシュのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「俺は、自分こそがクラッシュであって、ミックじゃないんだってことを証明したかったんだ。
それってかなり頭悪いよなって、その後学習したよ。俺たちの間にあったすごいケミストリー以外は、誰のものでもないんだって」
ジョー・ストラマーはその野心と衝動を失ってしまったのだろうか。ロックの歴史の中でも最も影響力と訴求力を誇るアーティストのひとりであるジョーが、先月、別なバンドのサイドマンに徹する姿を観て、違和感を覚えざるを得なかった。
たとえ、それがアイルランドのパンクフォークの雄、ザ・ポーグスという、際立って異彩を放つバンドだったとしてもだ。ザ・クラッシュの元リーダーだったジョーにとってよりふさわしい立ち位置というのは、台風や嵐の中心というものであるはずだ。
この時、ジョーはポーグスのアメリカツアーに急病で参加できなくなったフィリップ・シェヴロンの代役としてリズムギターを務めることになったわけだが、この時期に映画音楽に関わっていたことを控えめにしか語ろうとしないのも、どこか腑に落ちない。ジョーは映画『シド・アンド・ナンシー』(86年)や『ウォーカー』(87年)に楽曲を提供し、『ウォーカー』では演技もかじり、さらにポーグスのツアーに同行していることについて、あくまでも「休暇」として説明しているからだ。
ザ・クラッシュの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』6月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。