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    ビルボード・ライブの思い出。10周年によせて

    ビルボード・ライブの思い出。10周年によせて
    8月に10周年を迎えた「Billboard Live」。
    本サイトでも特集を組んで紹介したが(下記参照)、9月以降もエリカ・バドゥやTOTOのスティーヴ・ルカサー、そしてなんと88公演目(!)となるセルジオ・メンデスなど豪華な来日や、国内アーティストのここでしかみれないスペシャル・ライヴなどが決まっている。個人的には、スクリッティ・ポリッティも気になる…。

    8月のマンスリー・ガイドのカヴァーを見ていると、個人的に印象的なライヴの数々が自然に蘇ってきた。
    昨年観たパティ・スミスや、
    http://www.billboard-japan.com/special/detail/1544
    カマシ・ワシントン(↓下記の特集では渋谷陽一がカマシについて語っています)
    http://www.billboard-japan.com/special/detail/1735
    デヴィッド・ボウイの追悼として行われたアール・スリックとバーナード・ファウラーの『ステイション・トゥ・ステイション』トリビュートなど。
    http://www.billboard-japan.com/special/detail/1545

    さらにその前年には、トニー・ヴィスコンティとウッディー・ウッドマンジー(スパイダース・フロム・マーズのドラムス)による『世界を売った男』も素晴らしかった。

    写真左は、残念ながら実現しなかったキース・エマーソンの表紙号。
    2016年4月17-19日に公演が予定されていたが、その約1ヶ月まえの3月10日に亡くなってしまった。
    マンスリーの小冊子ながらいまだに手放せない。(井上貴子)

    今後の出演ラインナップはこちら。
    http://www.billboard-live.com/

    祝10周年!Billboard Liveの歴史を忘れられない8公演と共に振り返る![PR]
    東京・大阪で営業している「Billboard Live」は、この8月に開業10周年を迎える。一般的なライブハウスとは異なる店舗形態に加え、独自のブッキングで音楽ファンに親しまれてきたその歴史を、いくつかの洋楽招聘アーティストを例に挙げながら振り返りたい。 文=小池宏和 …
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    パティ・スミス @ ビルボードライブ東京
    ライヴの直前、僕にとって大切な音楽家の急死の報を聞いた。その衝撃と動揺のままパティ・スミスのライヴを観て、この文を書いている。ライヴ評というよりは感想文に近いものになりそうだが、滅多にないことなので、ご容赦いただきたい。 重苦しい気分のまま、遅い開演時間を迎える。パティの娘ジェシー・スミ…
    パティ・スミス @ ビルボードライブ東京 - All pics by Yoshie Tominaga
    カマシ・ワシントンの来日公演をビルボードライブ東京で観た
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    カマシ・ワシントンの来日公演をビルボードライブ東京で観た
    カマシ・ワシントン @ ビルボードライブ東京
    今夏フジロックでもベスト・アクトの呼び声が高かった、LA出身のサックス奏者/プロデューサー、カマシ・ワシントンのビルボードライブ出演。12月5日に大阪で2ステージを披露したのち、6日から8日までの3日間も各日2ステージというスケジュールでショウが行なわれているところだ。その東京初日・1…
    カマシ・ワシントン @ ビルボードライブ東京 - All pics by Masanori Naruse
    トニー・ヴィスコンティ&ウッドマンジー拝んできました!@『世界を売った男』ビルボードライヴ東京
    とても温かくて楽しい、でも時に泣ける素敵な演奏だった。『世界を売った男』、オリジナル・メンバーふたりを中心にした再現ライヴ。 ギターリフもまんまの“円軌道の幅”、イントロからうぉーと盛り上がり、 続く“オール・ザ・マッドメン”で既に涙が…。 グレン・グレゴリーの歌がいい。 『世…
    トニー・ヴィスコンティ&ウッドマンジー拝んできました!@『世界を売った男』ビルボードライヴ東京
    トニー・ヴィスコンティ and ウッディー・ウッドマンジー @ ビルボードライブ東京
    1970年にリリースされたデヴィッド・ボウイの3枚目のアルバム『世界を売った男』は、当時ライヴでプレイされることが非常に少なかった作品だ。そこで45年を経た今、ボウイの初期の傑作であり、ボウイ初の「ロック・バンド・アルバム」だったこの一枚を改めてライヴで再現してみようじゃないかという試みが、今回の…
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