レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『ザ・ゲッタウェイ』の世界同時発売、そしてレディオヘッド『ア・ムーン・シェイプト・プール』のフィジカル(CD盤)の海外での発売日は、今日6月17日(金)なのだ。
レディへのCDは既に日本先行で15日(水)に発売されているし、デジタルで聴いた人も多いと思うけど、5年ぶりに、両バンドのCDが世界で同時に出るというのが嬉しい。
どちらも本当に素晴らしい作品で、キャリアの長いバンドの中において「転機」と言っていいアルバムなので、今週末にぜひ盛り上がってください。
レッチリの“ダーク・ネセシティーズ”のMVも本日公開された。
映像を観ていると、本当にレッチリが新たに生まれ変わったような、フレッシュなエネルギーを感じる。
ジョシュ・クリングホッファー(G)が、レッチリの完全体メンバーとなって、バンドに新しい力を与えているように思えるのだ。
ピアノとギターが絡みあう間奏や、アウトロのギター・ソロなんてぐっとくる。
レッチリらしい心情が、新しいサウンドで鳴らされていて本当にわくわくするのだ。
ジョシュが初めてレコーディングに全面的に参加したことは、デンジャー・マウスのプロデュースとともに、今作を語る重要なキーワードとなっているが、実際にアルバムを聴くと「こういうことだったのか!」と強く納得できる。
腸炎から復帰後、アンソニーの自宅で行われたインタヴュー(RO7月号掲載)も必読!
レディオヘッドの、アルバム徹底解明記事も掲載中です。 (井上貴子)