The Strypes、青空を呼んだか?

The Strypes、青空を呼んだか?

案の定、最高のロックンロール・ショウをぶちかましたザ・ストライプス。
昨年の来日時は、基本、ハイエナジーのビートロックばっかりだったが、それからレパートリーもだいぶ増え、より多面的なパフォーマンスになっていたのが良かった。
特にツェッペリンの"Dazed And Confused"のリフが挿入されてたヘヴィ・ブルース調の曲はまさに彼らの新境地。
演奏面においてもジョシュのジミー・ペイジ化、ピートのジョン・エントウィッスル化が激しくて笑えた。
さらに、アークティック・モンキーズのサポートとしてツアーしたり、アメリカ進出も果たし、そんな"修行"のためか、パフォーマーとしてのショウマンシップもだいぶ向上していたのも印象的。
白熱のブルース・ハープ・ソロをひけらしたあとのピートのドヤ顔(変顔?)はウケた(ロスは相変わらず無口だったけど)。
ホントに今後が楽しみな才能である。

彼らがステージを去ったとき、本日初の青空が広がっていた。(内田亮)
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