アジア公演含め全32公演に及ぶ「Tour 2016～2017 ～We Come In Peace～」のラストを飾る、幕張メッセ2daysの2日目。
最新アルバム『EXIST!』を軸に据えたセットリストが描き出すハイパーな覚醒感と、ツアーで鍛え上がったバンドサウンドの肉体美が渾然一体となってメッセを爆風の如く吹き抜ける、痛快なまでのロックアクト。
万感のツアーファイナルでもあり、ここからさらに新しい次元へ飛び出していくための渾身のキックオフパーティーでもあるような、最高の一夜だった。

2001年に[Champagne]を結成した当時をしみじみと振り返ったり、メンバーへの感謝の想いを歌に託したり、「愛してるぜ幕張！」と満場のオーディエンスに何度も呼びかけたり――といった川上洋平の姿が、2万人の歓喜と熱く響き合っていたこの日のステージ。
2015年の初幕張ワンマンの時よりも格段にタフな訴求力を増した歌と演奏で、巨大な空間を終始ライブハウスのような一体感で満たしていたのが印象的だった。

終演後にはファン感謝祭「Premium V.I.P. Party」を7/2に名古屋・日本ガイシホールで開催することも発表。ライブの詳細はこれからレポート書きます。しばしお待ちを。（高橋智樹）