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    トム・ヨーク「僕の名前はジャスティン・ビーバーです」と登場。AFPのNY最新ライブレポ

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    全米ツアーをようやく開始したトム・ヨーク率いるアトムス・フォー・ピース。NYでのライブが9月27日、ブルックリンのバークレイズ・センター(キャパ2万人)にて行われた。

    アンコールに登場したトム・ヨークが、いきなり「僕の名前はジャスティン・ビーバーです」とMCして笑ってしまったが、続いて横にいるフリーのことも「それから彼は……ジャスティン・ビーバー」と紹介(笑)。言い方もジャスティン・ビーバーのノリ。

    ライブ内容については、また詳しくロッキング・オンのコレポンのページで紹介させていただく予定だけど、全体としての印象は、アルバムのサウンドから大きくアレンジが変わっているものが多くて、そのポイントは、やはりアリーナクラスの会場で、どの席にいても聴き応えの良いサウンドにするというのがひとつポイントとしてあったような気がする。リズム・セクションなどのアレンジが太く、場合によっては荒々しく大胆に変貌しているような曲も多くて印象的だった。

    しかし、この日のステージのジグザクに象徴されているように、どの曲も一筋縄ではいかない、サウンドの絶妙な絡み合いが展開される。ただし、それが、考えに考え込んで緻密に作り込みました、というようなものではなくて、思いきり複雑に作られていることは間違いないんだけど、でも、一体それが打ち込みなのか、生楽器なのか、分からなくなるように混ざり合っていて、それでいてオーガニックに展開していくのだ。バンドとしてよりまとまりが出ているのも大きいだろうし、一度完全に弾きこなした曲をみんなで面白くド派手に再構築してみせた、とでもいうようなサウンドを鳴らしていた。

    セットリストには、トムのソロ『イレイザー』の中からの曲、またレディオヘッドの"Paperbag Writer”なども入っていた。

    アメリカではアリーナツアーなので、日本公演は少し規模が小さい会場でめちゃくちゃラッキー&うらやましい。この大胆に広がったサウンドがギチッと凝縮されると思うと。日本まで帰りたいくらい。しかも世界ツアーの最終日だし!

    セットリストは写真の通り。

    最後に最新のTV番組出演時のライブ映像を。
    http://ro69.jp/news/detail/89495
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