レッチリのフリー「市民は誰ひとりとして銃保持を許可されるべきではない。誰ひとりとして」とツイート
2012.12.15 13:05
日本でもニュースになっていると思いますが、アメリカで再び血も凍るような恐ろしい事件が起きた。
このような銃乱射が起きる度にアメリカの銃規制について論議されるのだが、アメリカでは自分で自分の身を守る自由が保護されているのと、反発の勢力のほうが威力を持っているのでいつの間にか消えてしまう。しかし、今年は『ダークナイトライジング』の上映の際にも銃乱射が起きたばかりだし、さらに今回亡くなったのが、幼い子供達であったということから、本当にいい加減に法律改正の論議がすでに熱くなっている。
様々なミュージシャンも一斉にツイートしているが、私が見た瞬間に涙が溢れてしまったのは、フリーのツイート。
https://twitter.com/flea333
「市民は誰ひとりして銃保持を許可されるべきではない。誰ひとりとして」。
また、チャドも、
「一体あと何人の罪のない子供達が死ねば、人々が法律を改正するんだろうか?」
https://twitter.com/RHCPchad
とツイートしている。
オバマもさすがに記者会見の時に何度も涙を流していた。
http://www.cnn.com/video/?hpt=hp_c3#/video/us/2012/12/14/obama-weeps-over-massacre.cnn
ちなみに、私が凍ったのは、犯人が持っていた拳銃を見た時だ。犯人は、この学校の教師だった母親が合法で買った銃を3丁持っていたのだが、写真がそのうちのひとつ。この銃は事件には使われず車の中に置いてあったそうだが、こんな銃を一般市民が所持できるアメリカって何なんだ?戦地かよ。
犯人は、まず母親を殺し、学校に行って子供達と教師を殺している。
『ダークナイト』で事件が起きた時は、ハリウッド映画などのバイオレンスがスケープゴートとなっていた。それについて、実は事件が起きたすぐ後に行われた取材で、同じようにバイオレンスが物語の中心となっている『ルーパー』について、なぜハリウッド映画でバイオレンスを描くべきなのかを監督と主演のブルース・ウィリスに訊き、それに対して非常に論理的な答えをしてくれた。これから発売のカットに掲載しているのでぜひ読んでみてください。
それにしても、あまりに辛すぎる。亡くなった方達のご冥福を心よりお祈りします。
以上、事件の真相はいまだ解明中なので、情報に何か間違いがあったらすいません。