CMJ DAY2 その3 アトラス・サウンド

CMJ DAY2 その3 アトラス・サウンド

そして今日の主役アトラス・サウンド。
もうCMJクラスのバンドではないけど、
観たかったのでチケットを入手していた。
始まったのは一体何時だったか忘れたけど
たぶん11時15分くらい。
うっ、バンドだ。
これまで観たアトラス・サウンドは、宅録そのまま、
ブラッドフォード・コックスひとりでギターを弾きながら
チマチマ打ち込みとふたり(?)で
自宅部屋をまるで再現するような親密性、だったのだが。
今日は、前座のThe Selmanairesのメンバー含め
ドラム/パーカッションもふたりいたり、曲によって
弱冠変わったが、全部で6人くらいの編成だ!
贅沢。
しかも、スーツを着ている。
アコギを持って、ハーモニカまで。
まさかフォーク?
と思った出だしから
突如ディストーションの世界へなだれ込んだ。
バンドのおかげで、サウンドの感触は
ぐっと豊にポップに世界観が広がっていって感動したが、
ベッドルームから鳴り響く、パラダイスなのか死なのか、
その間を彷徨うぼんやりした空気感はやはりそのままだった。
空腹も風邪も忘れたあっと言う間のライブ。
この間のアウトランドフェスの時もそうだったけど、
ブラッドフォードの観客との会話がほのぼのしていたのも
印象的。最近のモードか。


まだ夜は終わっていなかったが、
とりあえずDAY 2はここで終了。
風邪を水際で食い止めなくては……。
タクシーで帰宅。
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