最高!ケンドリックが今年最も期待されている映画『ブラックパンサー』のサントラ。SZAとのコラボ曲公開で期待値マックス!

最高!ケンドリックが今年最も期待されている映画『ブラックパンサー』のサントラ。SZAとのコラボ曲公開で期待値マックス!
それじゃなくても『ブラックパンサー』(日本公開3月1日)の期待値はマックスだったのだけど、なんと、ケンドリック・ラマーがサントラのプロデュースとキュレーションを行うと発表され、マックスXマックスに(笑)。しかも、SZAとのコラボ”All The Stars"が発表された。こちら。

このサントラは、ケンドリックとケンドリックのレーベルTop Dawg EntertaimentのCEO、Anthony “Top Dawg” Tiffithによって共同プロデュース、キュレーションされる。ケンドリックは、”Love”のMVを公開した時に、「”ブラックパンサー”のサントラが間もなく発売」と文字を入れていたので、恐らく何かしら関わっているのだろうとその時から言われていた。1分54秒のあたり。

ケンドリックは『ブラックパンサー』について、「『ブラックパンサー』はキャストから、監督から、すべて最高だと思う。この作品の巨大さは、アートとカルチャーの偉大なる結晶を映し出すことになるだろう。ライアン(・クーグラー監督)と、マーべルの描くビジョンに、自分の知識を活かして音楽をプロデュースし、曲を書けることを本当に光栄に思う」とケンドリックらしい誠実なコメントを発表している。

『ブラックパンサー』は、マーベルにとっても、スーパーヒーロー映画の歴史にとっても、映画史全体においても、歴史的な作品となることが期待されている。キャストのほとんどが黒人であるというスーパーヒーロー映画はこれまでに作られてこなかったからだ。もちろんこれだけ大規模なスーパーヒーロー映画を黒人監督が手掛けるのもほぼ初と言える。なので、単なる娯楽大作という意味以上のカルチャーに取っての大きな期待がされているのだ。

それも今最も才能があると言えるライアン・クーグラー監督が任されたというのが最高だし、彼の”ミューズ”と言えるマイケル・B・ジョーダンに、何よりジェームス・ブラウンから、ジャッキー・ロビンソンまで、歴史的に重要な人物になりきるあまりに見事な演技を見せたチャドウィック・ボーズマンが主演と言うのも完璧。『ゲット・アウト』(これまた革命的映画)で大ブレイクしたダニエル・カルーヤから、すでにオスカーを受賞したルピタ・ニョンゴまで、ケンドリックが言う通りにキャストも完璧。プロダクション・デザインは、ビヨンセの『レモネード』に、『ムーンライト』まで手がけた女性だし、つまりすべてのジャンルで最高の才能が結集。つまり、『ゲット・アウト』に、『レモネード』、『ムーンライト』などとカルチャー全体の中で成功を積み重ねてこれが今頂点ということだ。しかも、物語も素晴らしいのだ。何しろ、王はスーパーヒーローでもあることで悩み、その王を守る軍隊は女性が率いているから!!!!

去年大きなムーブメントと言えば、”Black Lives Matter”と、”#MeToo”だったということも考えても、正に「今」な映画なのである。しかしそのスケールは最大級で、もちろん娯楽大作として誰もが楽しめる作品になっているはずだ

予告編はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=31CgPclZL4I
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