なんと現在行われているメンズのミラノコレクションで、さっそくボウイの追悼を!
ボウイと言えばあんなにファッショナブルなロック・スターもいなかったわけで、ファッション界が追悼するのも当たり前。
メンズコレクションのビデオはこちら。ちなみに音楽は『レヴェナント:蘇りし者』から。
http://www.gucci.com/us/en/#homepage-video
とは言え、ジャケットに「ボウイ」って書いてるだけなんですが、怒らないでください。
その他にも見どころとしては、メンズモデルが全員ディアハンターのブラッドフォード・コックスに見えて面白いというのと……。完全に女子と男子が混じり合ったジェンダーベンダーなのも良い。しかもデザイナーが動物好きで、スヌーピーのTシャツも大量に。
またレディースも、めちゃくちゃかわいくて、つまり全体が「かわいい」の嵐で、『007』な頃のグッチとは大きく変わったということ。ジェームス・ボンドっていうよりも、モードなウェスアンダーソン監督の『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』に変貌してる。昔のプラダも少し彷彿とさせる。
全体的にはオシャレなギーク(オタク)君みたいで、”ギーク・シック”と呼ぶそう。
スケートボーダーも登場する春夏コレクションの映像は、Glen Luchfordが撮影。
http://www.gucci.com/us/en/article/agenda_2015_issue03_spring_summer_adv_campaign