ジャスティン・ビーバー、エド・シーランとの共作新曲発表(良い曲!)。Halseyとの曲も

ジャスティン・ビーバー、エド・シーランとの共作新曲発表(良い曲!)。Halseyとの曲も

最新作『パーパス』の発売が今週金曜日と迫ったジャスティン・ビーバーが今日さらに2曲を発表した。

Halsey が参加した”The Feeling feat. Halsey”と、エド・シーランと共作の”Love Yourself”。

”The Feeling feat. Halsey”はこちらで聴ける。
http://consequenceofsound.net/2015/11/justin-bieber-the-feeling-and-love-yourself-listen/

エド・シーランとの共作はシンプルなバラードで、エド・シーラン節に頼りすぎていないところが興味深い、すごく良い曲だ。

スクリレックスとディプロとのコラボで大ヒットした”Where are U now"の素晴らしかったことのひとつは、ジャスティン・ビーバーの声質の美しさを非常にシンプルに聴こえるプロダクションの中で引き立たせてみせたことだと思う。それは、DJの2人が、彼の声を楽器やサンプル源のひとつとして見ることができたから、だったのではないかと思う。

それがエド・シーランの曲でも活かされている。もう一押しくらいベタなことやってくれてもいいのに、というところまで削ぎ落とされている。

今回のアルバムのキーはそれかもしれない。

前作は、大ヒットのデビューの後、単なるアイドルで終わりたくない必死の思いが強すぎたように思うのだ。だから、まだ10代だったのにその無邪気さを満喫することなく、ジャスティン・ティンバーレイクをお手本にしすぎて、頑張りすぎて、背伸びした作品になってしまったところがあったと思う。今回は、もう少し等身大で、それでいて興味深いプロダクションをした作品になっている気がするのだ。

個人的には、”Where are U now”が大好きだったので、このアルバムも良い作品になっていますようにと願う。

2曲が初披露されたBeats1のインタビューの中で、「頑張って作った作品だから、今は発売前でものすごくナーバスになっている」と語っていた。ジャスティン・ビーバーのアルバム発売と同日に、ワン・ダイレクションの新作『Made in the A.M.』も発売になる。さて、どちらが売れるんだろう?

トラックリストはこちら。Nasなども参加している。

Purpose Tracklist:
01. Mark My Words
02. I’ll Show You
03. What Do You Mean?
04. Sorry
05. Love Yourself
06. Company
07. No Pressure (feat. Big Sean)
08. No Sense (feat. Travi$ Scott)
09. The Feeling (feat. Halsey)
10. Life Is Worth Living
11. Where Are Ü Now (feat. Skrillex and Diplo)
12. Children
13. Purpose
14. Been You
15. Get Used To Me
16. We Are (feat. Nas)
17. Trust
18. All In It
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