ノエル・ギャラガー、デーモン・アルバーンetcが語る「ソングライティングの秘訣」
2013.08.26 18:15
★週末の英『Mail On Sunday』のカルチャー冊子でこんな記事を発見!!!!!!
↓
ノエル・ギャラガー(オアシス)、
デーモン・アルバーン(ブラー)、
ポール・ウェラー、
レイ・デイヴス(ザ・キンクス)、
スティング(ザ・ポリス)、
ジャーヴィス・コッカー(パルプ)、
リリー・アレン、
ブライアン・フェリー(ロキシー・ミュージック)、
などなど、
錚々たるメンツのヒット・メイカー達が語る「僕/私のソングライティングの秘訣」最新コメント集。
あなたが知っている「あの有名なヒット曲」はどんなシチュエーション&プロセスで書かれたのか???
そして「僕/私独特のソングライティングの哲学」や「歌詞を書くときにインスパイアされる事象」、「あの大ヒット曲の歌詞の真意は???」等々、
すべてソングライター自身のフランクな語り口で明かされて非常に興味深かったので、
今後いくつかのパートに分けて本ブログでご紹介していきたいと思います。
★というわけで、パート1の今日は我らがノエル・ギャラガー兄貴が語る「俺のソングライティングの秘訣」から。
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(1)ノエル・ギャラガー。
☆最大のヒット曲=”ドント・ルック・バック・イン・アンガー”(1996年8月、全英1位。以後24週間チャート圏内に常駐した)。
☆最大のヒット・アルバム=『Difinitely Maybe』(1994年9月、全英1位。以後177週間チャート圏内に常駐した)。
「俺はかつて『毎日デイリー・メイル紙とベンソン&ヘッジズ(英タバコの銘柄)を買うような連中のために曲を書きたい』って言ったことがあるけど、
あの言葉は今も大マジだよ。
俺は自分のことを、運良く作曲の才能に恵まれたごく普通の庶民の1人だと思ってるからね。
俺は『ガーディアン』紙(英国では左翼知識中産階級が好むスノッブな新聞と見なされている)や、『オブザーヴァー』(ガーディアン紙の日曜版)や、
『NME』や『Mojo』の記者や読者を喜ばせるために曲を書いてるわけじゃないんだ。
オアシスの曲は、
オックスフォードやグラスゴー(両方ともインディ系リスナーが多いので有名)に住む一部のリスナーだけじゃなく、
どんな層の人々にも愛されるような歌を、と思って書いてたからね」
「俺はもうずっと昔に、何が何でも曲を書かなきゃ!っていうようなムリヤリな書き方はやめたんだ。
曲のアイデアってのは浮かぶときには何もしなくても浮かんでくるし、
浮かばないときはどんなに頭を抱えてウンウン唸っても浮かんでこない。
たとえば滑走路に立って、異星人がいつ出てくるか!?なんて待ってても、出てこないものはいくら待っても出てこないだろ?
それと同じだよ」
「俺はジョン・レノンの“Mother”とか、ああいう極私的な歌には興味がないんだ。
だって俺には何の意味もないからな。
なんでジョン・レノンのオフクロについての歌の本当の意味が、ジョン・レノン以外の人間に解るんだよ? 解りっこないって。
だってジョン・レノンはあの曲で自分のオフクロのことを歌ってるんであって、
俺のオフクロや俺たちに暴力を振るった親父のことを歌ってるわけじゃない。
……そういう超パーソナルな自分の領域を、歌に書いて他人と共有したいとか俺は思わないな」
★デーモン・アルバーンやポール・ウェラー、ジャーヴィス・コッカー、レイ・デイヴィスetcのコメントはまた後日~♪